最近デザイン関係の本を読んでいて目に留まった文章がありました。
本題のとおりなのですが、デザイナーは小さい文字サイズを使ってしまう傾向にあるみたいなのです。
そしてそれを著者は罠だという風に表現していました。
小さめの文字が整然と並んでいるのはかっこいいと思うのですが一体どういうことなのでしょうか。
小さい文字サイズを使ってはいけないわけではなかった
多くのデザイナーが小さい文字サイズを使ってしまうということは、言い換えればデザイン的には優れているといえるのではないかと思うのですが、どうやらそうではなさそうです。
その答えはユーザビリティにあります。UX(ユーザー体験)的に小さいより大きい方が単純に読みやすいよね、ということです。ユーザーファーストの時代としては当たり前になってますよね。
つまり、
- デザイン的にかっこいいという理由だけで文字サイズを小さくしてはいけない
- ペルソナに合わせた適切な大きさを設定する
ということになります。
つまり小さい文字サイズを使ってはいけないのではなく、ターゲットが心地よく読めるような丁度いいサイズを心がけようねということです。
重要なコンテンツであるテキストが読んでいるユーザーに対してストレスを与えてしまうのは問題ですものね。
ユーザー目線でのデザイン設計が大切
少し古いコーポレーションサイトだと、今でも重要なコンテンツを小さな文字でびっしりと説明しているのを見かけます。
ユーザーに負担をかけない文字サイズ、情報量について考えてみるいいきっかけとなりました。